暑い夏の時期、帰宅後の部屋の温度は30~40度近くになっています
そんな部屋で過ごすのはきついですよね
かと言ってエアコンをつけると電気代もかかるし、夏バテにも繋がるからエアコンはなるべく使いたくないという人もいます
この記事では、エアコンを使わずに効率よく部屋を涼しくする方法を紹介していきます!
特別な技術など不要で、誰でも、簡単に、今すぐ取り組めるものだけ紹介します!
こんな方におすすめ
- 電気代を節約したい人
- エアコンが苦手な人
- 部屋にエアコンが無い人
- 寝るときはエアコンを使いたくない人
エアコンなしで部屋を涼しくする方法
ポイント
- 窓を開ける
- 換気扇を回す
- 扇風機やサーキュレーターを使う
- 遮光カーテンやサンシェードを付ける
- 部屋の電気を最小限にする
以上の5点について、優先度の高いものや取り組みやすいものから順に紹介していきます
1.窓を開ける
おそらくほとんどの人が部屋が暑いときには自然と窓を開けると思いますが、それは大事なことなのです
帰宅後は部屋の熱気を逃がすためにすぐに窓を開けましょう!
そのとき、部屋の窓は2か所以上開けることをおすすめします!
1つ開けただけでは風があまり入ってきませんが、複数開けて空気の通り道を作ってあげれば風の出入りが起こります
それとともに部屋に溜まった熱気を外に出して、涼しい空気を部屋の中に取り込むことができます
なるべく離れた窓を開けると部屋全体に空気の通り道ができるのでより効果的です!
参考
なお、エアコンを使用する場合も窓を開けて熱気を逃がしてからエアコンをつけた方が、すぐにつけたときよりも早く、そして効率よく部屋を涼しくすることができます
その場合は5~10分程度の換気で十分です
2.換気扇を回す
換気扇と聞くと、部屋の空気を外に出す「排気」という役割をイメージすると思います
しかし、意外と知らないもう一つの役割が、排気と同時に行っている「吸気」です
要するに、部屋の空気を外に出した分、外の空気を中に取り入れる仕組みになっています
そのため、窓を開けても風が全然入ってこないという時は、換気扇をつけてみると風の流れができて部屋の中にも空気が入ってきます
つまり、窓を開けて換気扇を使えば、窓からだけじゃなく換気扇からも外の風が入ってくるのです
また、換気扇はキッチンだけではなく、トイレや浴槽にもついていると思います
部屋を涼しくするのにトイレの換気扇が関係あるのかと思うかもしれませんが、窓を開けるのと同様に風の通り道を作るという意味で有用です!
トイレの換気扇を付け、ドアを少し開けておくだけで夏のトイレが地獄ではなくなります
ただし、換気扇には注意が必要なことがあります!
換気扇の役割は最初に言った通り、排気と吸気で、要は部屋の空気と外の空気を交換するのです
そのため、外の空気に比べて部屋の空気の方が涼しい時には逆に涼しい空気を外に逃がしてしまうことがあります!
つまり、エアコンをつけているときに換気扇を回していると、せっかく冷やした空気が外に出されてしまうだけでなく、暖かい空気が入ってきてしまい、エアコンの効率が下がるのです
エアコンをつけているのにキッチンとトイレの中だけ暑いことありませんか?
これがその理由です
エアコンが効き始めてきたら、窓を閉めて一度換気扇を止めるとより早く涼しくなります
ここに注意
エアコンには換気の機能が無いことが多いため、換気扇は止めっぱなしにしないで1時間に1回程度つけたり、窓を開けたりして十分に換気を行うようにしてください
3.扇風機やサーキュレーターを使う
エアコンなしで涼しく過ごいたいなら扇風機やサーキュレーターは必須です
帰宅直後の部屋が暑いときは窓に向けて使用し、溜まった熱気を外に送り出します
熱気が収まったら今度は窓際から室内に向けるように使用し、外の涼しい空気を取り込みます
また、天井に向けて風を送ることで部屋中の空気を循環させることができます
暖かい空気は上に上がる性質があり、天井付近に溜まりやすいため、その空気を散らして外に出すことで部屋全体の温度がかなり下がるのでおすすめです!
よくやりがちですが、扇風機はただ自分に向けて回すだけダメです
それでは一時的に自分が少し涼しいだけで、部屋全体は全く涼しくなりません
つまり、直接自分に風を当てるのではなく、部屋の空気の入れ替えや部屋中の空気の循環という目的で使うと、より効果的に部屋を涼しくすることができます!
ちなみに、電気代を比べると扇風機はエアコンの4分の1以下で済みます
扇風機も工夫して使えば十分に涼しく過ごすことができるので試してみてください!
4.遮光カーテンやサンシェードを付ける
日差しが入りやすい方角にある窓には、遮光カーテンをつけるのが良いです
遮光カーテンは、通常のカーテンよりも多くの日の光を遮ることができます
また、日の光だけでなく、熱を遮る効果もあり、部屋が温まりにくくなります!
熱を遮るというのは、涼しい状態を保つことにはもちろんですが、暖房等によって暖まった状態を保つことにも効果があります
つまり、遮光カーテンは部屋に熱を入れず、同時に熱を逃さない仕組みになっています
そのため、部屋が暑いときはカーテンを開けて換気することが必要になりますが、一度涼しくなった後はその状態を保つのに役立ちます
しかし、光をちゃんと遮るがゆえに部屋が少し暗くなってしまい、それが少し残念なところです
昼間は電気をつけずに過ごしたいと思う人は遮光カーテンの使用については少し考えた方が良いかもしれません
ちなみに、明るいまま涼しくしたいというときは「サンシェード」や「簾(すだれ)」を使いましょう
簾は通気性がよく、日も十分に遮ってくれます
サンシェードは実用的なものからおしゃれなものまで色んなタイプがあり、遮光効果以外に家のエクステリアとしても人気があります!
一軒家だけでなく、アパートでもベランダに簡単に設置できるのでご安心ください
5.部屋の電気を最小限にする
あまり考えたことが無いかもしれませんが、部屋での電気の使用によって熱が発生している可能性があります
特に照明が部屋を暑くしていることがあるようです
どうやらそれには電球の種類も関係しているらしいです
ネットで白熱電球とLED電球の温度変化の違いを比べた記事(参考:みんなのでんき)を見つけました
結果は、白熱電球が50分で2.5℃暑くなり180分後もそのままであったのに対して、LED電球は温度上昇が一切ありませんでした
つまり、白熱電球を照明に使っている場合はそれが部屋を暑くしている原因の一つかもしれないのです!
そのため、電球をLEDに交換すれば改善できるかもしれません!
節電にもなりますので、積極的に変えることをおすすめします!
また、LEDでも電球色と昼白色、昼光色とあるので、夏は涼しげな昼白色や昼光色、冬は暖かさを感じる電球色というように、季節に合わせて設置するのがおすすめです!
ちなみに、照明以外の家電も待機時に少し熱を発生させています
そのことも考えると、照明はこまめにスイッチを切り、使用していない家電のコンセントは抜くようにすることが、暑さ対策としても、節電としても良いでしょう!
まとめ
エアコンを使わずに部屋を涼しくする方法を5つ紹介してきました
ここでもう一度まとめます
部屋が暑くて困っている人は、まずこれら5つのことから取り組んでみましょう!
正直、窓を開けた換気と扇風機による外気の取り込みの2つだけで十分に部屋を涼しくすることができます
それを活用することで、暑い夏にもエアコンなしで快適に過ごせるでしょう!
ただし、エアコンを使わないことにこだわり過ぎず、体調が悪い時や外があまりにも暑すぎるときなどは無理せずにエアコンを使いましょうね!
おまけ:我が家の涼しさを支える家電を紹介
おすすめの冷涼家電
扇風機
サーキュレーター
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